2014年8月26日火曜日

木灯館(ことぼしかん)

イオンモール橿原のノース・モール 噴水広場から駐車場に出ると 敷地内に ちょっと変わった木造の建物が目に入っていきます。
そこは、「十津川の森 木灯館」 と名付けられた 十津川村情報館 省エネ住宅のモデル棟です。


中に入ると、十津川産の杉材が ふんだんに使われた モデル住宅です。
さて、省エネ住宅って、聞くことはあっても、どういうのをそういう住宅というのか?
意味はわかってはいるんだけど・・・(??)

このモデル棟は 冬の日射を最大限に取り込み、夏の日差しを効率よく遮蔽できるような屋根形状の設計、高性能な木製サッシの採用、そこにもって木の持つ気密性の高さと 断熱性の高さを活かすことで 驚異的な 快適空間が実現しているんだそうです。

訪れた日は この真夏の季節で晴れわたった日。しかも大人が20人以上もいたのですが、
ビックリ(@o@)!!
この建物には家庭用のごく小さなクーラー(8畳用)が1台、2階にあるだけ。
なのにとっても快適!
冬は蓄熱式薪ストーブを1階で一台使うだけで全体を快適な温度にまで暖めてくれるそうです。
 
また、窓は 十津川杉を使って開発された 三層構造の杉枠サッシは外気温を遮断するだけでなく、車通りの多いイオンの国道165号線沿いに隣接した建物だということを忘れてしまうぐらい、静かな空間にしてくれます。

これぞ省エネ!!
実際こういうのって、体感してみないとわからないものですね。

イオンモール橿原に行くことがあれば 是非お立ち寄りを~
あっ!、2階の見学は、スリッパを履かずに素足で階段を上がるのがオススメです!この季節は特に 杉床材のサラッとした ひんやり感 がたまらなく 気持ちイイですよー (^^)/

木灯館ホームページhttp://www.kotoboshi.jp/index.html


 

2014年8月20日水曜日

金剛杖

皆様、お盆はどのように過ごされましたか?休みなんか無かった!と言われる方すいません。。。
私はお休みをいただき5日間、四国八十八箇所 歩き遍路に旅立っておりました。
やっと筋肉痛がとれてきたところですf(^^;)

お遍路には必要グッズがイロイロあるのですが、信仰心の薄い私が唯一 身につけるために購入したのが 「金剛杖」。
金剛杖とは、ただの木のボー・・・もとい、、弘法大師の化身だそうです。
つまり杖を持って歩くということは、弘法大師とともに歩くこと。それがお遍路中よく聞く 「同行二人」ということの象徴的 概念であり、杖はそのアイテムの一つなんですって。

そんな ありがたーいボー・・・杖は
炎天下のアスファルト道、雷の鳴る雨の山中、確かに熱中症なっても、ズッコケて足だのお尻だの青アザだらけになっても、今こうして、ブログを書いているのですから、守ってくれたんでしょう・・・
(’ ’ ;)。。。山中転ぶ度に、杖になんで守ってくれんの!と文句言ってましたが。。。。

でこの仕事をしていると気になっちゃうのが、この杖の素材。
いったいなんなんだろう?

山の上の12番札所の 焼山寺 を少し下山した所にある、「すだち館」 という宿にお世話になったのですが、ここのお父さんが長年林業を仕事にされていた人で、店内の棚は桧で、すべてお父さんの手作りだそうです。・・・ごめんなさい、写真がなくて・・・。
で、お父さんに杖の事を聞いてみました。

「これはな、軽いし、大量生産やし・・・おそらく外材 やろな。」
・・・・そんな・・・・なんか、ガックリ・・・(TT)
ありがたーい杖・・・外国産材に 弘法大師に宿るんだ・・・
なんか、ありがたさが、半減してしまったのは私だけでしょうか・・・?


ま、ありがたさはともあれ、筋肉痛の体を支えてくれたのは この金剛杖には違いないので、感謝します。

お遍路の際は、是非この金剛杖を買って、弘法大師とともに旅をしてみてください。
あ、あと 焼山寺 に行かれる際は、「すだち館」に。。。。
やさしいお父さんとお母さんが、疲れた体と心をほっこり癒してくれます。泊まるもよし、休憩するだけでもよし、お立ち寄りを~。





2014年8月11日月曜日

大黒柱

さてさて。みなさん、ご自分の家の「大黒柱」は?
思い浮かんだのは、お父上・お母上であったり、自分?だったり。
人を思い浮かべる方が多いのでは?

本来、大黒柱とは
民家の土間と床との境の中央に立てる、特に太い柱。また、建物の中央に最初に立てる柱。
の事だというのはたぶん多くの人が知っていることだと思います。

つい先日、古い民家の写真を見せていただきながら
「この柱が、この家の大黒柱です」と紹介されました。
ふと、築30年の我が家の大黒柱はどこにあるんだろう?
と考えてみて・・・あれ?ないかも? て事に気づきました。

設計士さんに聞いてみて、確証を得ました。
最近のお家には、特に大黒柱はないそうで、あえて見せる柱として(デザインとして)取り入れないことには大黒柱は設計されないそうです。
へぇ~(@_@)そうなんだ。
そうゆう訳で、「大黒柱」の意味は、現在一般的に 家を支えてくれる「柱」から「人」に意味が変わっていってるでしょうね。

みなさんも一度我が家の大黒柱 「柱」の方も 「人」の方も探してみてください(^^)/

写真は我が家に大黒柱がないので、無理矢理イメージです。。。(^^;)